格安スマホ(SIM)を申し込む時にSMSオプションを付けるかと聞かれることがあります。
音声通話ができるプランの場合は標準で付属していますが、データ通信専用プランの場合は月額料金150円程度でオプション利用になります。
目次
そもそもSMSとは
SMSとはショートメッセージサービスの略です。
EメールやLINEとは違い、メールアドレスやLINEIDを知らなくても電話番号のみでメールを送ることができるサービスです。SMSはどのキャリアでも利用することが可能です。
またキャリアにとらわれることもなく、自分がdocomoのスマホを利用していて、相手がauのスマホやガラケーでもメッセージを送ることができます。
もちろん格安スマホも利用可能で、自分が楽天モバイルの格安スマホを利用していて、相手がIIJmioの格安スマホを利用していてもメッセージを送ることができます。
SMSオプションがないとアンテナピクト問題に悩まされる可能性も
アンテナピクト問題は聞いたことがありますか?アンテナピクト問題とは通信できる状態(基地局の電波が届く場所にいる)のに電波をつかめない状態です。
スマホの内部にはパケット通信を行う為のアンテナと通話(SMS)を行う為のアンテナがあります。
データ通信専用SIM(パケット通信のみ行えるSIM)ではパケット通信を行う為の電波だけを拾い、通話(SMS)を行う為の電波は拾えません。通話のための電波は拾えませんが、スマホはずっと電波を探し続けます。それによってバッテリーの消費が早くなります。
これがSMSオプション付きの格安simであれば通話(SMS)の電波を拾うことができるのでずっと電波を探し続けるという無駄な動作がなくなり、バッテリーを長持ちさせることができます。
参考記事:セルスタンバイ問題(アンテナピクト問題)の対策方法
SMSはどんな時に必要になる?
先ほどのメッセージの送受信以外にアプリなどの認証の時に必要になることがあります。
有名なところではLINEがSMSでの認証が必須でした。しかし現在ではFACEBOOKで認証することができるようになったのでSMSは必須ではなくなりました。
もしFACEBOOKを使いたくない、登録したくないという場合はSMSを使いましょう。
他に必要なアプリ、サービス
モバゲー
ゲームによって必須です。SMS認証が完了していない場合、トレード機能が制限されたり、一部の機能が制限されたりします。
LINE
先述のとおり、FAEBOOKのIDで認証できるようになりました。ただしFACEBOOKのIDをもっていない場合は必須。
必要かもしれないと思ったら最初から付けておくのがおすすめ
SMSを使うかわからない…という人はなるべく最初から付けておいたほうが良いです。
というのがデータ通信専用プランで契約して、後からSMS付プランに変更したいとなった場合、SIMカード変更手数料(約3000円)が発生します。SMSの月額料金はサービス会社によって違いますが、毎月150円程度なので約20か月分です。
例えばDMMモバイルだとSMSオプションは150円/月です。ここは月額利用料金が業界最安値なのでSMSを付けても安く格安スマホを利用することができます。
使うかもしれないというのならばなるべく付けておいた方が結果的に安くなる可能性が高いです。